インフルエンザの予防法について


インフルエンザが全国で流行中です。特に今シーズンはA型とB型が同時に流行し、
1週間当りの感染者数が統計を取り始めた1999年以降で最多となるなど、警戒が叫ばれています。

毎年冬になると流行し多くの方が罹患するインフルエンザは、小さいお子さんの場合には脳症になったり、高齢者の場合には肺炎を併発したりと重症化する事もあるので注意が
必要です。

 インフルエンザにかからないようにする為には以下のような予防法が重要です。

 ①インフルエンザワクチン接種を受ける
 
インフルエンザにかかりにくくしたり、万が一かかっても重症化を抑える効果があります。ワクチンの効果は接種後 約2週間から5ヶ月程度となりますので、例年インフルエンザが流行する冬の前に接種するのが理想です。

 ②手指衛生を徹底する
 インフルエンザに限らず多くの感染症は手指を介して口から体内に侵入します。小まめに手洗いを行い手指に付着したウイルスを除去する事が感染予防の基本となります。また、インフルエンザウイルスにはアルコール製剤も効果がありますので、手洗いのできない場面ではアルコール製剤による手指消毒も非常に有効です。

 ③マスクを着用する
 
インフルエンザが流行している時期はできるだけ人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出しなければいけない時には、必ずマスクを着用してできるだけ人混みに入る時間を短くしましょう。

 ④十分な栄養と休養を心がける
 
体内の免疫力を高める事で、インフルエンザウイルスに感染しても発症を抑える事ができますので、バランスの良い食事と規則正しい生活リズム、そして十分な睡眠時間を取る事が大切です。

 高熱や関節の痛みなどインフルエンザを疑う症状が出たら、早めに医療機関を受診するようにしましょう!